昨日、レッスンに来ていた小5のJちゃんが、
「これ・・・分からなかった・・・
」
と、宿題だった音楽ドリルを出して言いました。
ドリルの宿題を出すとき、新しいもののときは、
必ず説明をしてから、宿題を出しているので、
「お・・・どうしたかな・・?」
と思い見てみると、問題の箇所は「
和音の転回形」のところ。
これって、あっさり理解できる場合もあれば、
深く考えすぎてしまって、よく分からなくなる場合があるんですよね~・・・
私の子供の頃は「音楽ドリル」ってなかったし、
先生から楽語についても、あまり説明を受けたことがなく
転回形も「
弾きながら、知らない間に覚えてた・・・」
って感じでした。
紙面だけでは、やはり分かりにくいし、
楽譜だけを見ていても、なかなか覚えられませんよね♪
なので、カデンツを弾いてもらって説明していると、
「
コレの読み方って・・・??」とJちゃん。
コレって「コレ」です(*^^*)♪↓
和音記号として記されている
ローマ数字の事ですね♪
これまた、
知らない間に覚えていた私^^;)は、
「そうか・・・
読み方が分からないから、
余計に分かりにくかったんだな・・・」と。
よく、スポーツでも芸術でも、
「
天才肌の人は、指導には向かない・・・」って言いますよね。
自分は、やってみたらあっさり出来てしまったから、
「どうやったら出来るのか・・・」と聞かれてもわからないと・・・
私は、ピアノで、決して天才肌ではなく(演奏する側としては悲しいことに
)
努力して苦労してやっとこさ・・・で来た人間なので(指導する側としては嬉しいことに
)、
「
出来ない生徒の気持ちがよくわかり」
「
どうすれば出来るようになるか・・・がよく分かる」ので、
「
指導には向いているハズ」なんですが、
それでも、中にはあっさり出来てしまったことや、わかってしまったことがあると、
「さて、どうやって説明しようか・・・
」と考えます。
和音記号は、書いて説明すればOKですね(*^^*)♪
Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ Ⅵ Ⅶ
1 2 3 4 5 6 7
というように~
転回形は、楽譜で書きながら説明しても、分かりにくかったりするので、
ピアノで弾きながら説明し、
それでもわかりにくい時は、マグネットで
「
転回する音をお引越し」させながら、覚えてもらいます(*^^*)♪
ヤマハ講師の頃は、グループレッスンで、
この転回形を覚えてもらわないといけなかったので、
生徒さんに並んでもらって、
【
Aちゃんは「ど」Bちゃんは「み」Cちゃんは」「そ」】になってもらい、
人が入れ替わって「
お引越しごっこ」して覚えてもらっていました(*^^*)♪
この方法は、年齢の小さいお子さんでも分かり易くてよかったです
大きい生徒さんだと、口で説明するだけで理解してもらえることでも、
小学生以下のお子さんだと、やはり
色々な工夫が必要ですよね♪
「面白い♪」「楽しい♪」と思ってもらえると、あっさり理解して覚えてくれることが多いので、
「
いかに面白く説明するか」にかかっているな~・・・
と、いつも思います(*^^*)♪
他のお稽古事や塾も忙しいJちゃんですが、
お父様もいつもご協力いただいて、頑張ってもらっています。
グレードと発表会、両方の準備で大変ですが、一緒に頑張ろうね(*^^*)♪
【今日のメリ&ニコ
】
折角カメラを向けられたのに、うとうとしていたため、
目をつむってしまった^^;)メリル
これまた寝起きでぼんやりしているニコラス
うちに来る動物は、何故か皆ぽんやり
しています。
飼い主に似るのでしょうか・・・^^;)。
応援ありがとうございます(*^^*)
ポチっと↓よろしくです
にほんブログ村
こんばんは。
いつもネコちゃんたちの写真に癒されています^^
可愛い~~~♪
ところで、これが和音の転回形というのですか!
知らなかったです。初めて聞きました(恥)。
幼児のころ、聴音でこういうのがあって、いつも分からなくて
怒られておりましたっけ^^;
私にとっては、すべてコードCの音に聞こえてしまい・・。
大人になったら「知ってて当たり前」と思われるのか
教えてもらうこともなく・・です。
基礎があまりちゃんとしてない大人の生徒です。
も、どーしようもない(^^;
コメントありがとうございます(*^^*)♪
私、いつも読み逃げばかりしてましてすみません・・・!
子供の頃、聴音でされていたのですね~♪
転回形って、聴音訓練すると、小さい子ほどよく間違えてますよ~^^;)♪
音の構成音は一緒ですからね♪
私はトップの音で判断してる部分も大きいので(相対音感ですから)、
転回した音は間違えませんが(和音判別的に聴いてしまいます)
「和音」というかたまりで覚えてる子供は、わからなくなるみたいです^^;)。
コメントの投稿